こんにちは。ひろ@自由です。
今新型コロナの感染数は減少傾向が続いていますが、その一方で後遺症の窓口の相談の件数が8月から急増しているそうです(↓クローズアップ現代 急増 現役世代コロナ後遺症 最前線で何が)
後遺症の種類と治療方法は?
後遺症の種類としては…激しいめまい・集中力の低下・しびれ・呼吸困難・味覚障害・脱毛など全身に及びます。
しかし、根本的な治療方法はどの後遺症もなく医療現場も手探りで行っています。
また、重症化リスクと後遺症のリスクは傾向が違うこともわかり始めました。
重症化リスクのある方はかねてから言われていましたが、高齢者や基礎疾患のある人・肥満の方が多い傾向にありましたが、後遺症については、味覚障害は男性より女性の方が1.6倍多く、嗅覚障害は1.9倍、倦怠感は2倍、脱毛は3倍多くなる傾向にわかるように後遺症のリスクは女性の方が高く、症状によっては若くやせ型の人が出やすいことがわかってきました。
後遺症が残る割合
コロナ感染から半年後何らかの症状が続いている人の割合がおよそ4人に1人(26.3%)、そして1年後も症状が続く人が8.8% となっています。
第5波以降、働き盛りの人を中心に症状をうったえる方が増えています。なかには、仕事を休んだり、退職せざるを得ない例も増えているようです。
そして、厳しいのは、未だに後遺症の治療は明確なやり方がないということです。
対処法は?
日本はようやくワクチンの接種が大半を占めてきました。そのワクチン接種においても、接種していない人に比べて症状が28日以上続きにくいことが報告されました。やはりワクチンは接種しておいた方が良さそうです。
そもそもコロナにかからないことが1番大切だあることも番組では訴えていました。今まで続けてきました手洗い・うがい・マスク装着などワクチンを接種したからといってやめるのではなく、基本的なこととして続けていくことが大切だと思います。
また、番組では各国の後遺症の研究について触れていましたが、後遺症の研究に少なくともアメリカでは1300億円イギリスでは30億円かけています。一方、厚生労働省に問い合わせたところ日本では2億円の研究費だそうです。
岸田内閣には是非ともこのあたりも力を入れて欲しいですね。
まとめ
後遺症を支えていくために研究や医療の現場でどのようなことが必要かを番組では進めていきました。研究に関しましては国内では研究は進んでいると思いますが、まだ海外と比べると報告数は少ないのが現状です。また、医療に関してはコロナはもうありふれた病気になりましたので、急性・慢性も地域で支えていくべきことだと思います。
後遺症に対しての意識の向け方として何が求められるか?
まず大事なのは医療者も身辺の方も皆さんが後遺症の認知を理解することが大事でその上で症状がどういう症状がいつまで続くかということがはっきりさせる。そのことによってまたお友達とか家族とかがよりサポートしやすくなると思います。けっしてこの後遺症が“社会が理解しない”状態を生まないようにしていかないといけません。
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